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メキシコ-商標法改正(異議申立制度の導入)

メキシコでは、これまで商標の異議申立制度が無かったが、2016年8月30日付にて異議申立制度が導入された。これは、2013年2月のマドプロに加盟により、国内の実務家から制度の国際調和の必要性が提起されていたことが背景にある。改正により、公報掲載日の翌日から1月以内において、利害関係を有する第三者が異議申し立てを行うことができるようになる。ただし、注意しなければならないのは、異議申立人には積極的に異議の審理に関与するができないことである。異議の結果は「審決・決定」ではなく、通常の審査の流れに沿った「査定」という形で提示されるため、異議申立人には単に「登録」または「拒絶」の結論が示されるだけで、どのような理由でそのような査定になったかは明らかにされない。また、「審決・決定」ではないため、不服審判などの上訴手段はない。その意味では、日本の情報提供制度に近いと言えるかもしれない。

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